京都でランニングトレーナー、ピラティストレーナーをしています、吉田里紗(さりぃ)です。
現在、フィットネス業界ではコロナウイルス感染防止策の為に、時間単位でめまぐるしく情報が変わっています。施設を管理する担当の方は、日々対応に追われておられますが、お疲れ出過ぎませんように。とメッセージしています。
『フィットネス関連施設における 新型コロナウイルス対策ガイドライン』
が日本フィットネス産業協会からも出されているので、
一律で、3月15日(日)までの集団レッスンプログラムに関する指標や、施設対応・スタッフ対応・顧客対応するようにされていますね。
今回は、たまたま屋形船やライブハウスと同じようにフィットネスクラブでの発症があった為に、急いで指標を作って行動しています。これが、フィットネスクラブから仮に出ていなかったとしたら、対応などは変わっていたのでしょうか?
と、ふと思ったりします。
自分を下げたり、マイナスイメージのブログや投稿を見受けられますが、凄く残念だなー、と思っているところです。ポジティブにいこう!!とまでは思わないですが、ネガティブ過ぎるのはちょっと。。と思ったり。(これ以上はやめときましょう)
そこで、またふと思い返しました。自己実現の欲求の話。
自己実現の欲求。
引用:あーやんさんによるイラストACからのイラストより
今回の出来事に、個人的に流れを見ながら考えてみました。あてはめながら考えるとどうなるか。たまに真面目に物事を考えるさりぃです。
生理的欲求
人間の最低で最大の欲求。
食欲・睡眠・排泄。
これは生きていく為の生理的なものが含まれるので基本となる部分。
生命維持に繋がるので、生きていくのに誰もがいちばんの根底になるもの。
ウイルスによる感染が増える中、重症化も少なく、回復される方も多いのが事実。地震や台風などの完全な自然災害とは違うのでここは確保できる。
安全欲求
生命維持はできているので、次に安心・安全な暮らしを求めたいと思うこと。
今回のケースで崩れてきたライン。
平和だと言われた日本が今までにない新型ウイルスにより、対策も対応もなく想定外の状態に。目に見えない感染源に恐怖や不安を覚える。
恐怖や不安が先行し、いろいろな日本の業界が混乱し、収集不能。
屋形船が、ライブハウスが、スポーツクラブが一例~数例だけの状況なのに、全ての場所が同じ危険な場所と考えられてしまう。
もともと守ることが得意な日本は、100か0を基本により安全な暮らしを求め続ける。
社会的欲求
下層のベースが崩れているのでここには結びつきにくいが、所属することや、集団に入ることを求める。
所属が安全や安心と考える日本人は、
所属先とつながる=安心
と考えている。職場や所属先、学校などの繋がりが一気に引き離された個人は何をどうしたら良いかわからなくなる。孤独感や不安を感じる。
所属先から、レッスンの休止やアルバイトの削減を支持され、所属先がなくなると一気に不安に陥る。
少し観点は違うが、マスクやトイレットロールを皆が買い始めるから不安となり、買ってないことにも不安になり、不安的要素だけで今回の爆買い騒動が起こったと考える。
承認欲求
他人から認められたい、存在価値を得たいと思うこと。
所属や集団に属して安心する社会的欲求がベースとなり、その上に安心感を得る。
所属から離れた今、個人で動くことが難しくパニックになる。認めてもらえる要素がなくなり、存在価値を問い始める。
何かできることはないか??と。
考えても一つの屋台骨しかもたない場合は、あまり考えても何も出てこない。
やはり、一人では動くことができずに社会的欲求を求め直す。
自己実現欲求
存在価値を認め、他人から認められるようになると、自分自身の仕事や活動に自信を持つことができる。活動の幅を広げ、自分自身が成長し続ける。
物事を考えるには、一つ一つの階層をクリアする必要があり、今回はこのピラミッドを参考にしつつ情勢を考えてみました。
ヒトは外的要因に支配されやすく、それに支配されない強い気持ちが必要なのかな、と思います。
日本は人の顔色を見て、行動することが多いです。
逆にそうしないパターンの人は、悪いことを何もしていないのに。
少し時間があるので、いろいろ考えてみる日々にしたいと思います。
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